第2回わののわ新着情報05-おいしいもの情報!

今回のわののわではフードのお店に多数ご出店いただきます!

うつろひカフェ+茶ろんもも(美味しいお菓子と芳しい中国茶たち!フレーバーティーの香りに癒されます。/11/4日曜日のみのご参加)

spica(利府町の天然酵母と国産小麦のパンのお店。ベーグルにはたくさんのファンがいらっしゃいます。個人的に気になっているのは塩バターパン。わののわにお目見えするでしょうか。※サンドウィッチラリー参加)

wasanon(風土市主催wasanbonさんの確かなセレクトの品々。ジャムやドライフルーツ、甘酒などなど体にも心にもやさしいものたち。どんな美味しさがやって来るか楽しみです!※フードの他に可愛い小物もお持ちいただきます。個人的にお勧めはあとりえ「み」さんの手ぬぐい!東北ご当地柄が愛らしいのです。)

上杉農園樹の下(大郷のリンゴ園併設のお菓子屋さん。ジャムやリンゴジュースも絶品です。わののわには獲れたてリンゴもお目見え予定!スパイスたっぷりのホットアップルジュースが楽しみでなりません。11/4日曜日のみのご参加/風土市ブース)

和のお菓子工房まめいち(夜の森茶道会席に上生菓子を誂えていただきます。11/3土曜日のみのご参加)

本沢三丁目パン工房(低温長時間発酵の味わい深いパンたち。かみしめるたびに美味しさが広がります。個人的に大好きなのはゴマ風味のリュスティック。黒ビールに合います!※サンドウィッチラリー参加 11/3土曜日のみのご参加/風土市ブース)

totomapan(泉区寺岡の可愛いパン屋さん。自家製天然酵母と国内産小麦と塩と水で添加物は一切使わず自然な素材だけを使った体にも心にも優しいパンを作っていらっしゃいます。ずっと気になっていてまだ対面できていないのがちくわぱん!とっても気になる存在です。季節の果物のジャムも作っていらっしゃいます。※サンドウィッチラリー参加)

フルタヨウコ/HOME.(東京でジャムの製作や書籍などへのレシピ提供、料理教室、カフェや社員食堂のメニューを手掛けていらっしゃるフルタさん。今回はご予約制のわののわ食堂とカレー屋台を出店予定です。わののわ食堂ではうつわとフードの素敵な提案も聞かせていただけるかもしれません。地元の安心素材たっぷり使用のコース料理です。カレーは2種お目見え予定。野菜カレーと鹿肉カレー!)

シャン・ドゥ・ソレイユ/萱森有希(東京神田のベルギー料理店シャン・ドゥ・ソレイユからは宮城出身の副料理長がベルギーフード屋台を出店してくださいます。ムール貝を使ったベルギー名物ムール蒸しスープ、サンドウィッチ用にリエットや生ハム。ノンアルコールワインやベルギービールもお持ちいただく予定です。)

第2回わののわ新着情報04-おんがくイベント

今回は音楽の分野で「わののわ」にご参加いただける方たちがいらっしゃいます!
快くお引き受けくださって本当に感謝です。
音楽イベントはご予約、入場料なしでどなたでもお聞きいただけます。
ぜひお立ち寄りくださいませ!!!

■nayuta + ORB dadadubi + Taccaライブ
開催日時:11/3(土)14時~15時半

nayuta
http://coupieyukki.blogspot.jp/2012/06/nayuta.html

ORB
http://coupieyukki.blogspot.jp/2012/06/orb.html

dadadubi
cobi(guitar/voice)とnao.k(voice)の2人によるユニット。
2009年秋より仙台を拠点に活動。dadadubiにしかでき ないことって何だろう?をコンセプトにアコースティックギターと声による新しい表現、独自の音空間を模索中。響き合うギターの音の波に声が重なり、空間をせつなく、やさしく包みます。

tacca
旅を続ける事にしたたまに絵と詩を書く写真家 心地よさ至上主義 チベタンベル奏者

■いろのみ Coupie ライブ
開催日時:11/4(日)15時~16時半

Coupie
http://www.ryoondo-tea.jp/artist/coupie.html

いろのみ
http://www.ryoondo-tea.jp/artist/ironomi.html

■カサマハロー笠間市の陶芸家によるウクレレライブー
開催日時:
11/3(土)16時~16時半
11/4(日)14時~14時半

大叔母のこと

今日はわたしの大叔母のことを少しお話させていただこうと思います。
大叔母は亡くなった母方の祖父の妹です。大叔母夫妻には子供がいなかったこともあり、母は子どものころから実の母親の様に思い、色々な相談をしたり、しばしば彼女の家を訪ねたりしていたそうです。
わたし自身も母から、「あなたには祖父母が3組いるのだ」と、ごく小さなころから言いきかされ、そのことに何の疑いもなく過ごしました。
「大叔母」という一見遠い続き柄ですが、実の祖母たちよりも心安く話をできる大事な存在です。

大叔母は今回のわののわで「夜の森茶道会席」というお茶席を出させていただくことになりました。(11/3のみ 11時~15時)
「夜の森」というのは、福島県双葉郡富岡町夜の森という大叔母が2011年3月11日まで居住していた地名です。
福島第一原発から9キロ程の場所にあります。
夜の森で彼女は50年以上茶道教授という職業に誇りを持ち、地元に根付き生活をしていました。

3月11日から3月末まで福島県内を転々としながら避難生活を送った後、仙台の我が家で暮らすことになりました。
引き取った当初は影のようにやせ細った姿で、食べ物を口にしてもすぐに戻してしまったり、1日おきに寝込んだり、夜間の救急病院に連れていったりととても不安定な状況が続きました。
次第に日常生活に支障がなくなり、買い物に行ったり外食を楽しんだりという生活が送れるようになりました。

日常生活が戻ってすぐに彼女が望んだことは、「もう一度お茶のお稽古をしたい」ということでした。
何とかして彼女の願いを叶えて、生きる張り合いや希望を取り戻してもらいたいと、母と一緒にサポートをしました。
今では1.2カ月に一度、福島県内はもとより東京まで散り散りになってしまったお弟子さんたちが、仙台の大叔母のもとにお茶のお稽古に訪れてくれるようになりました。
もちろん、以前のような十分な設備もスペースもありません。
それでも「お茶のお稽古」に皆が集まってくれることが、大叔母には何よりもうれしいようです。

全てを無くしてしまった大叔母も、親切な方から譲っていただいたり、わののわで買い求めたりと少しずつお茶碗が増えてきました。
しかし、自宅の教室に全てを置いてきたお茶道具に思いをはせると、やりきれない気持ちでいっぱいになるようです。
50年以上もの間、大事に少しずつ集めてきたお道具たちの無残な姿を思うたびに胸が引き裂かれるそうです。
「無残な姿」というところが厄介なのです。
一瞬にして失ってしまったわけではなく、未だそこにあり続けるけれど簡単に持ち出せるものでもない。
そんな中途半端で、どちらにも転べない状況だからこそ苦しくて仕方が無いのです。

大叔母はよく言います。
「5年帰らないとか、6年帰らないとかそんな話は全く現実味が無い。今88歳のわたしにはごくわずかな時間しか残されていない、極論かもしれないけれど今日と明日のことしか考えられないくらいだ。故郷に帰れる日を待つことで日々希望を持って暮らせる人もいるかもしれないけれど、故郷を諦めることで胸のつかえが下りてすっきり暮らして行ける人もいる。せめてどちらを選択するかを自分で決めさせてほしい」

大叔母は、賠償も補償も帰郷も全てが不十分な中でも、少しでも楽しみを見出して暮らして行きたいと願っています。
小さな願いの一つである「お茶席を開きたい」ということを、今回のわののわで叶えることができそうです。
故郷の夜の森には立派な桜並木がありました。観光スポットとしてもとても人気のある場所でした。
夜桜の中継がニュース番組映し出されたことも何回もありました。
今回仙台の「まめいち」さんにおねがいして、夜の森の「夜桜」の上生菓子を作っていただくことになりました。
11月の季節外れの桜ですが、夜の森を忘れないという気持ちを込めてあります。
うつわは富岡町(夜の森)と同じく警戒区域に指定されてしまった浪江町で作陶されていた、亀田大介さんの作品を使わせていただきます。
みなさんに楽しんでいただけるお茶席になるよう、大叔母一同スタッフ皆で務めさせていただきます。
ぜひお越しくださいませ。

第2回わののわ新着情報03-ご予約制イベントについて

今回のわののわではご予約制のワークショップやイベントを開催いたします。
楽しみな内容はこちらです。
(10/1(月曜日)から、わののわのホームページ上にご予約フォームを設置いたします。
ファックスでのご予約も承りますの。後日発表致しますのでもう少々お待ちくださいませ!)

◆わののわフードフォト教室 講師:木村文吾氏(Photographer)

わののわの写真はもちろんのこと、広告や雑誌の撮影などで「食まわり」の写真を数多く手がけている木村氏。
食の産地や背景、関わる人々への温かいまなざしを感じることのできる写真には定評があります。
http://www.facebook.com/kimurabungo

今回は食とは切っても切れない関係のうつわとともに、美味しい写真のヒントを教えていただきます。
お気に入りのうつわと美味しいお食事と写真を、秋保の自然の中で楽しんでみませんか。
(ランチ・ドリンク付き 教室で撮影した写真を、ポストカードサイズの作品に仕上げます。)

会期 2012年11/3(土)11/4(日) 
時間 11:30~13:30(両日とも)
参加費 ¥4,200(ランチ、ドリンク、ポストカードサイズ作品作成代金含む)
持ち物 普段使用されているデジタルカメラ 撮影したいうつわ(7寸程度の平皿でランチプレートを作成致します。その他にもカップやマグなどお気に入りのうつわをお持ちください。)※当日お買い求めいただいたうつわでも構いません。
定員 20名(両日とも)※ご予約制
内容 数種のお惣菜(フルタヨウコ/HOME.)やパン(Comado)、お菓子やフルーツなどを、お持ちいただいたお皿に盛りつけランチプレートを作成し、撮影していただきます。食材の盛りつけ方からプロの視点でお教えいたします。

◆わののわ食堂 フルタヨウコ(HOME.)

展覧会やイベント、書籍、webなどで、企画や編集、執筆を手がける一方で、料理家としての活動を開始。現在は「洗足カフェ(毎週木曜日)」「クラウドカフェ(毎週月、火曜日)」「DOWNTHE STAIRS(毎月第1、第3水曜日)」、「クラシコム」の社員食堂でのランチなどを手がける他、ジャムの製作や書籍などへのレシピ提供、料理教室などを行っている。
http://home-home.jp

今回わののわではご予約制の食堂を開店していただきます。
地元の旬で安心なおいしい食材を使用した、特製コースランチをご用意。(前菜・メイン・デザート・ドリンク)
お気に入りのうつわにお料理を盛り付け、うつわとお食事の楽しみ方をご提案いただきます。
わののわならではの「食堂」をお楽しみくださいませ。

会期 2012年11/3(土)11/4(日) 
時間 1回目/11:00~12:30 2回目/13:00~14:00 3回目/15:00~16:30(※11/4は3回目は開催いたしません。)
参加費 ¥2,000(前菜・メイン・デザート・ドリンク)
持ち物 お気に入りのうつわ。(7寸程度の平皿、小皿、スープカップ、お椀、マグなど。)※当日お買い求めいただいたうつわでも構いません
定員 一回6名様 ※ご予約制
※うつわをお持ちになれないかたは別途ご相談ください。

第2回わののわ新着情報02-「うつわ出展者」について

東北以外のうつわの出展者の方々が決定いたしました!

作家
イイホシユミコ(東京都・磁)
奥村紳介(京都府炭山・陶)*
亀田大介(神奈川県秦野市・陶)*
郡司庸久・慶子(栃木県足尾・陶)*
斎藤幸代(兵庫県淡路島)*
サバンナ(北海道旭川・陶)
JICON磁今(佐賀県有田町・磁)
高橋工芸(北海道旭川・木工)
手の長いおじさんPROJECT

ショップ
eats and crafts(神奈川県・うつわ)*
スタジオ木瓜(東京都・うつわ/道具)*
野口品物準備室(東京都・道具)*

作家/笠間市
會澤さとみ(陶)
桑原哲夫(陶/磁)
桑原典子(磁)
近藤文(陶)
酒井敦志之(陶)
シモヤユミコ(陶)
鈴木美汐(陶)
砂山ちひろ(磁)
額賀章夫(陶)*
沼野秀章(陶)
船串篤司(陶)
馬目隆広(陶)*
森永篤史(陶)
山崎さおり(陶)

*現時点での在廊予定の方々です。変更の場合もございますのでご了承くださいませ。
今年も仙台に来てくださる作家さん、ショップさんがたくさんです。
一年ぶりの再会ができるのもとても楽しみです。
ご来場の皆さまも、作り手の方、商品に深く関わっている方のお話を聞ける素敵な機会を、ぜひお楽しみくださいませ!

東北への思い

今さらですが、2012年3月に東京で行われたわののわのイベントに寄せた、東北に住むわたしが感じる東北への思い、被災地以外への思いを綴った文章があります。
半年前に思っていたことですが、状況はあまり変わっていないような気もします。
よろしければお読みください。

**************************************************************

あの大震災から1年経とうとしています。
震源地に近かったとはいえ、わたしの住む仙台は平常を取り戻したかのように見えます。

しかし、仙台の中心部から自動車で10数分のところにある同じ仙台市内の海沿いの街は、津波に襲われた傷跡がまだ残っています。周辺の施設や店舗が完全に再開されたのもつい最近のことです。まだ再開されない施設も数多くあります。仙台の夜の街は復興景気とやらで、たいそう賑わっています。しかし、単なる好景気とは明らかに違います。
復興支援を名目にした飲食店が数多くできました。石巻や気仙沼を応援するために現地の魚介類を扱ったり、宮城の地酒を扱うお店がどんどん増えています。わたしたち仙台市民は、飲み会の時ですら大震災を忘れることはないのです。

東北にいらっしゃる機会があれば、ぜひテレビをつけてみてください。NHKのお昼の番組は、全国放送とは違う「震災関連ニュース」が東北地区でだけ放映されています。夕方のローカル番組も毎日、毎日県内の震災関連の話題で溢れています。紹介される視聴者からのメールやファックスも、そのほとんどが震災関連のものです。

仙台には石巻や気仙沼など、沿岸の地域の出身者がたくさん集まっています。福島県や岩手県出身者も少なくありません。皆どこかで被害の甚大だった被災地とつながりがあるため、1日たりとも震災のことを忘れることができずにいます。自分自身が大変な被害に合っていなかったとしても、ひどい被害にあった人たちが肉親であったり、友人知人であったりしたため、テレビの中の遠い出来事と感じられるはずもなく、辛い現実としていつも隣に存在しているのです。

1年経っても大震災の影響から逃れることはできません。被害の甚大だった地域では、助かった命をこれからどのようにつないで行くかという大きな問題にぶち当たっています。

仕事がないと人間はダメになります。自分で稼いだお金で欲しいものを買うという当たり前の行為が無くなると、生きている価値が見いだせなくなります。せっかくつないだ命があるのに、死んだようにしか生きられない人たちがたくさんいます。現金収入だけでなく、生きがいや社会との接点につながる「仕事」の確保が今被災地での一番の課題です。

例えば石巻では魚介類の流通が震災前の1/10になっているそうです。消費者が暮らしていた民家も店舗も、その大部分が無くなってしまったからです。沿岸部の雇用を拡大するために産業を支えたくても、やはり仙台だけでは限りがあります。東京などの大都市に販路を見つけられれば、と願っている方たちがたくさんいます。もちろん、原発事故の影響で東北の食材の放射性物質による汚染が懸念されていることも事実です。各個人の捉え方や認識の違いがあることは重々承知しています。しかし、リスクや多大な負担を追ってまでも、放射性物質検査を受けたものしか出荷しないと頑張っている作り手もたくさんいます。低額で気軽に調べられる民間の放射能測定室を、自費を投じて開いた方もいます。今東北の志のある作り手は、放射能検査を受けることに前向きに取り組もうとしています。

「東北だから」とひとくくりにして避けるのではなく、被災地以外の皆さんにはもっと「東北を知ろう」という気持ちを持っていただきたいのです。旅行に行ってみる、自分が安心だと思う食材を日々の生活に取り入れてみる、被災地の工場で作っているものを購入してみる…。
小さなことでも構わない、ひとりひとりが東北を日々の生活のほんの片隅に置いてくれるだけでも、大きな意義があると思うのです。

お腹を満たすための支援は終わったかもしれませんが、今後生きて行くための支援はまだ始まったばかりです。

どうぞ大震災を、東北を忘れないでください。

第2回わののわ新着情報01-「Tohokuとうほく」について

第2回わののの開催が迫ってまいりました!!(2012年11月3日4日)

現在フライヤーを作成中です。おそらく9月の下旬までには皆さまにお目にかかれるはずでございます…。とにかく、絶賛!急ピッチで!作成中です!

フライヤーに先駆けて、現在お伝えできる情報を少しずつ「わのぶろ」内でお知らせいたします。

まず、今回から宮城県を中心とする東北の出展が大幅に増えることになりました。そこでわののわの中で「Tohokuとうほく」というカテゴリーを設け、うつわはもちろんのこと、フード、音楽など多彩なゲストをお招きしております!

少しずつですが元気を取り戻しつつある被災地で、わののわへの参加をきっかけにもっと楽しいことや嬉しいことが増えて行くことを願いつつ…。
まずは、主催、出展する私たち自身が楽しくならないと、いらっしゃってくださるお客様に楽しさは伝わらない!と思っております。
今回から気持ちも新たにチームとうほくもがんばります!

この度快く参加をお引き受けくださった東北の出展者の皆さま本当にありがとうございます!

●Tohoku(とうほく)

・福島県浜通り
夜の森茶道会席 堀内富子社中 警戒区域内富岡町夜の森有志によるお茶会。亀田大介さん(震災前まで浪江町で作陶)のお茶碗をお使いいただきます。まめいちさん(仙台市)の和菓子と共に。

・石巻市
薫陶土(うつわ) うつろひカフェ+茶ろんもも(おいしいもの) spica(おいしいもの) キエ(ポストカード等) nayuta + ORB dadadubi + Tacca いろのみ Coupie(おんがく)

風土市(東北各地からのセレクト)/主催wasanbon
上杉農園樹の下/黒川郡大郷町(おいしいもの) 三浦農園/名取市(おいしいもの) ゑみし窯/角田市(うつわ)  ピースジャム/気仙沼市(おいしいもの)etc…

・仙台市泉区
つむぎ(うつわ)
・遠藤翔(山形市・木工)
・及川静香(栃木県益子町・陶)
・小澤基晴(岐阜県土岐市・陶)
・折原慎一(仙台市・陶)
・加藤恵津子(さいたま市・陶)
・加藤かずみ(東京都八王子市・陶)
・後藤義国(栃木県茂木町・陶)
・今野安健(山形県鶴岡市・陶)
・鈴木史子(愛知県豊橋市・陶)
・関口憲孝(岩手県紫波町・陶)
・田鶴浜守人(愛知県半田市・陶)
・蝶野秀紀(広島市・漆)

totomaぱん(おいしいもの)

・仙台市太白区秋保
海馬ガラス工房(うつわ)

※それぞれの参加者の地域の区分は、現在の所在地ではない場合もございます。
参加者の方のつながりの深い地域で括らせていただきました。

あらためて

わののわブログ初投稿です。
わののわ実行委員の岩井と申します。
お会いしたことある方もまだお会いしたことのない方も、あらためましてこれからどうぞよろしくお願い致します。
こちらのブログでは、11月のわののわに向けての準備の進捗状況や、わののわに関わる色々な事柄を紹介して行く予定です。

わたしは現在仙台市に住んでおりますが、母方の親戚はほとんど皆福島県の浜通り地方におりました。国道6号線上に富岡町から始まり、北上しても南相馬市までという狭い範囲内に皆暮らしていました。

そして2011年3月11日を機に、皆が帰る場所を失いました。
津波で全てを失った親戚もいれば、地震の被害だけだったのにも関わらず、原発事故のために自宅に立ち入れなくなった親戚、津波ですべてを流されて上に、警戒区域に指定されたため立ち入りもできない親戚、警戒区域から目と鼻の先の場所で暮らし続けなければならない親戚、それぞれが苦しみを抱えて生活しています。

先日、震災前は浪江町に住んでいた親戚が我が家を訪ねて来てくれました。
彼女の自宅は津波で全て流された上に警戒区域のため立ち入りできません。
今回は流されてしまった中から一枚だけ見つかった着物を、クリーニングに出していたものを引き取りに仙台に来たということでした。
仮の小さな住まいで避難生活をしている人に、着物が必要なのだろうか?と疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、何もかもを無くしてしまったからこそ、以前から大事にしていたものに、より愛着がわいたり、間に合わせではなくて本当に気に入ったものを使い続けて行こうという気持ちが生まれるということもあるのです。

前回のわののわには余裕が無く来られなかった彼女から、今年はぜひ行きたいから開催日が決まっているなら教えてほしいと言われました。
0回目(2011年6月)1回目(2011年10月)の時は、彼女たちの生活を思うと安易に
「仙台にうつわを買いに来てみない?」
と誘える状況ではありませんでした。しかし先日会ったときは、もともとうつわが好きで少しずつ集めていたこと、地元の大堀相馬焼の焼き物市の思い出、全てを流されてしまったけれどまた集め出したいという気持ちになってきたことなどを、話してくれるようになりました。

被災した人も避難生活が続く人も、いつ自宅に帰れるかわからない人も、日々の楽しみを求める気持ちは心のどこかにあるはずなのです。
そんな気持ちに長く寄り添って行けたらーとあらためて感じました。

彼女の家族とわたしの家族でわののわ終了後に秋保の温泉宿に泊まる約束もしました。
「お風呂が良くて、生ビールを飲める宿を予約しておいてね。」という言葉と共に。
あたりまえの楽しみや喜びを、今になってやっと感じることができるようになった人たちが、まだまだたくさんいるのです。